
1950年、鉛筆・水彩・紙、33×24cm
青い眼
東郷青児
当館が所蔵する東郷青児旧蔵の素描の中では制作年が早い方である。どのような女性を描いても特有のデフォルメが加わる東郷のスケッチにしては、珍しくモデルの面影が色濃く感じられる。最小限の線と陰影によって立体感を感じさせる描き方は、人体を幾何学的に単純化させる油彩画のスタイルと共通するものの捉え方である。
本日開館
「ゴッホと静物画」を開催しています。
お知らせ
2023.10.01
1950年、鉛筆・水彩・紙、33×24cm
当館が所蔵する東郷青児旧蔵の素描の中では制作年が早い方である。どのような女性を描いても特有のデフォルメが加わる東郷のスケッチにしては、珍しくモデルの面影が色濃く感じられる。最小限の線と陰影によって立体感を感じさせる描き方は、人体を幾何学的に単純化させる油彩画のスタイルと共通するものの捉え方である。