展覧会

EXHIBITIONS

モダンアートの街・新宿

モダンアートの街・新宿

2026.1.10(土) − 2.15(日)

日本の近代美術(モダンアート)の歴史は、新宿という地の存在なくしては語れません。明治時代末期の新宿には新進的な芸術家が集まりました。そして、新宿に生きる芸術家がさらに芸術家を呼び込み、近代美術の大きな拠点の一つとなりました。本展は、中村彝、佐伯祐三から松本竣介、宮脇愛子まで、新宿ゆかりの芸術家たちの約半世紀にわたる軌跡をたどる、新宿の美術館として初めての試みです。

詳細はこちら

ウジェーヌ・ブーダン展

ウジェーヌ・ブーダン展

2026.4.11(土) − 6.21(日)

「印象派の先駆者」と呼ばれる画家ウジェーヌ ・ブーダン (1824ー1898) の、日本では約30年ぶりとなる展覧会です。空や雲、海景、牛の群れなどをみずみずしい色彩と軽快な筆致で描き出したその作品は、故郷ノルマンディーをはじめとする各地の光と大気を見事にとらえており、戸外制作を重視する態度は印象派の登場を準備しました。人物や建築モチーフなどにも焦点を当てつつ、近代風景画の発展に大きく寄与したブーダンの魅力を新たな視点で問い直します。

山口華楊展

山口華楊展(仮称)

2026.7.11(土) − 8.30(日)

日本画家山口華楊(1899-1984) は、西村五雲 (1877-1938) に入門後、京都市立絵画専門学校に入学。主に動物を主題とした作品で頭角を現します。五雲の亡き後は画塾・研究団体である晨鳥社を再興し、京都画壇を代表する画家の一人となりました。本展では、当館が所蔵する華楊の代表作3点を中心として、初期から晩年までの画業を通覧します。京都ではなじみの深い華楊ですが、東京では27年ぶりの回顧展です。

生誕150年アルベール・マルケ展

生誕150年 アルベール・マルケ展(仮称)

2026.9.22(土) − 12.13(日)

フランス近代絵画の巨匠アルベール ・ マル ケ (1875-1947) の生誕150年を記念して、日本では35年ぶりに開催される回顧展です。日仏の主要美術館、個人コレクションから、油彩約60点、素描・パステル約20 点を含む約100点により構成されます。初期フォーヴィスム、セーヌ川や地中海の港町を描いた作品など、マルケ作品の様式展開と魅力を多角的に紹介し、近年本国でも再評価がすすむ作家の画業全体を振り返ります。

生誕130年東郷青児展

生誕130年 東郷青児展(仮称)

2027.1.9(土) − 2.21(日)

開館50周年という節目に、SOMPO美術館設立に大きく貢献した画家東郷青児(1897ー1978) の生誕130年を記念する個展を開催します。「青児美人」として広く知られる優美な女性像をはじめ、前衛美術への関心を示す初期作品、海外の風景を描いたスケッチ、そして晩年の大型の油彩といった絵画作品に加えて、東郷の原画による洋菓子店のパッケージや保険案内パンフレットなど、当館が所蔵する東郷作品と関連資料を大々的に公開します。