コレクション

ゴッホの《ひまわり》と
洋画家・東郷青児の作品を中心とした
約630点のコレクション

当館のコレクションは、1978年に逝去した洋画家・東郷青児の遺族から寄贈を受けた作品345点(うち青児の作品156点、その他は青児の収集品)から始まりました。青児は安田火災とその前身会社の時代から印刷物のデザインを手がける間柄でした。その後、安田火災が創立100周年事業として購入した、ゴッホ《ひまわり》をはじめ、ルノワール、ゴーギャン、セザンヌなどの印象派とポスト印象派やアメリカの素朴派画家グランマ・モーゼスの作品などを受託し、さらに美術家の支援・表彰事業による買い上げ作品も加わり現在約630点となりました。

※当館は企画展を中心に開催しており、常設展はありません。

ひまわり

フィンセント・ファン・ゴッホ
《ひまわり》

1987年にポスト印象派の画家ゴッホの《ひまわり》がコレクションに加わり、以降、アジアで唯一、ゴッホの《ひまわり》を見ることができる美術館として、親しまれています。

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東郷青児

独特の女性像で知られる東郷青児。当館では、初期から晩年の油彩70点を含む、素描・版画・彫刻・タピストリーなど約240点の東郷作品を収蔵しています。

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コレクションハイライト

今月の一品

1916年、油彩・キャンヴァス、66.1×81.2cm、初出:第3回二科展(二科賞)、寄託:一般財団法人 陽山美術館

1916年、油彩・キャンヴァス、66.1×81.2cm、初出:第3回二科展(二科賞)、寄託:一般財団法人 陽山美術館

パラソルさせる女

東郷 青児

19歳のときに二科展に初出品して二科賞を受賞、一躍画壇に名をはせた最初期の代表作です。日本では1910年代初頭から、現実の模倣を離れて二次元ならではの絵画世界を探求した表現主義、キュビスム、未来派など、欧州の前衛芸術が紹介され始めていました。東郷はそれらの動向をドイツ帰りの作曲家・山田耕筰から学びました。
画面の中央にはモダンガールが、右上には彼女の持つパラソルが描かれています。背景と人物は判別しがたいほど分解されていますが、それでも画面からは都会的な洗練と力強いリズムが感じられます。東郷は、渡欧後の1922(大正11)年にボローニャで、現代社会の躍動感を賛美したイタリア未来派の運動に参加しました。

  • ひまわり

    ひまわり

    フィンセント・ファン・ゴッホ

    1888年 油彩・キャンヴァス

  • アリスカンの並木路、アルル

    アリスカンの並木路、アルル

    ポール・ゴーギャン

    1888年 油彩・キャンヴァス

  • りんごとナプキン

    りんごとナプキン

    ポール・セザンヌ

    1879-80年 油彩・キャンヴァス

  • 超現実派の散歩

    超現実派の散歩

    東郷青児

    1929年、油彩・キャンヴァス、64×48.2cm、初出:第16回二科展(旧題「Déclaration 〈超現実派風の散歩〉」)

  • 浴女

    浴女

    ピエール=オーギュスト・ルノワール

    1892-93年頃 油彩・キャンヴァス

  • 葉桜

    葉桜

    山口 華楊

    1921年 絹本彩色(四曲一隻)

  • 帽子の娘

    帽子の娘

    ピエール=オーギュスト・ルノワール

    1910年 油彩・キャンヴァス

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