コレクション

ゴッホの《ひまわり》と
洋画家・東郷青児の作品を中心とした
約640点のコレクション

当館のコレクションは、1978年に逝去した洋画家・東郷青児の遺族から寄贈を受けた作品345点(うち青児の作品156点、その他は青児の収集品)から始まりました。青児は安田火災とその前身会社の時代から印刷物のデザインを手がける間柄でした。その後、安田火災が創立100周年事業として購入した、ゴッホ《ひまわり》をはじめ、ルノワール、ゴーギャン、セザンヌなどの印象派とポスト印象派やアメリカの素朴派画家グランマ・モーゼスの作品などを受託し、さらに美術家の支援・表彰事業による買い上げ作品も加わり現在約640点となりました。

※当館は企画展を中心に開催しており、常設展はありません。

ひまわり

フィンセント・ファン・ゴッホ
《ひまわり》

1987年にポスト印象派の画家ゴッホの《ひまわり》がコレクションに加わり、以降、アジアで唯一、ゴッホの《ひまわり》を見ることができる美術館として、親しまれています。

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東郷青児

独特の女性像で知られる東郷青児。当館では、初期から晩年の油彩70点を含む、素描・版画・彫刻・タピストリーなど約240点の東郷作品を収蔵しています。

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コレクションハイライト

今月の一品

1959年、油彩・キャンヴァス、116.1×90.7cm

1959年、油彩・キャンヴァス、116.1×90.7cm

望郷

東郷青児

古代ギリシャ風の遺跡とスカーフを被った女性は、東郷が戦前から好んだモチーフである。終戦後に同じ組み合わせを描いて二科展へ出品した《南風》(1948年)について、東郷は次のように述べた。「特にどこの風俗というわけでもない。南イタリアでも南フランスでも、伊豆の大島でも良いのである。明るい空と新鮮な微風、これは常に私の懐いている憧れでもある。このような明るい空のもとで、明るい明日をいつも想像したい」(「二科展 南風」新大阪新聞1948年10月28日夕刊)。しかし、本作の空は暗く、《南風》ではきっぱりと顔を上げていた女性も俯いて故郷へ思いを馳せている。1950年代に東郷が取り組んだ人々の生活感情の表現を取り入れた代表作のひとつといえよう。

  • ひまわり

    ひまわり

    フィンセント・ファン・ゴッホ

    1888年 油彩・キャンヴァス

  • アリスカンの並木路、アルル

    アリスカンの並木路、アルル

    ポール・ゴーギャン

    1888年 油彩・キャンヴァス

  • りんごとナプキン

    りんごとナプキン

    ポール・セザンヌ

    1879-80年 油彩・キャンヴァス

  • 超現実派の散歩

    超現実派の散歩

    東郷青児

    1929年、油彩・キャンヴァス、64×48.2cm、初出:第16回二科展(旧題「Déclaration 〈超現実派風の散歩〉」)

  • 浴女

    浴女

    ピエール=オーギュスト・ルノワール

    1892-93年頃 油彩・キャンヴァス

  • 葉桜

    葉桜

    山口 華楊

    1921年 絹本彩色(四曲一隻)

  • 帽子の娘

    帽子の娘

    ピエール=オーギュスト・ルノワール

    1910年 油彩・キャンヴァス

  • ピエロ

    ピエロ

    東郷 青児

    1926年、油彩・キャンヴァス、90.8×63.4cm、初出:第15回二科展 特別陳列(第一回昭和美術奨励賞)

  • 黒い手袋

    黒い手袋

    東郷 青児

    1933年、油彩・キャンヴァス、119.2×68.2cm、初出:第20回二科展(旧題「散歩」)

  • 婦人像

    婦人像

    東郷 青児

    1936年、油彩・キャンヴァス、73.3×53.5cm、初出:第1回春季二科展

  • 古城

    古城

    東郷 青児

    1970年、油彩・キャンヴァス、60.6×50.2cm、初出:東郷青児新作展(1972年)

  • 女体礼賛

    女体礼賛

    東郷 青児

    1972年、油彩・キャンヴァス、145.8×89.5cm、初出:第57回二科展

  • 『ファン・ゴッホ展』カタログ

    『ファン・ゴッホ展』カタログ

    リヒャルト・ロラン・ホルスト

    1892年、リトグラフ・紙、17.5×21cm

  • タッシリ

    タッシリ

    東郷青児

    1974年、油彩・キャンヴァス、226.5×181.5cm、初出:第59回二科展

  • 鳥と少女

    鳥と少女

    東郷青児

    1971年、油彩・キャンヴァス、91.1×66.2cm、初出:東郷青児新作展(1972年)

  • 自画像

    自画像

    東郷青児

    1914年、油彩・板、32.8×23.6cm

  • コントラバスを弾く

    コントラバスを弾く

    東郷青児

    1915年、油彩・キャンヴァス、153×75.4cm

  • 傾斜

    傾斜

    東郷青児

    1978年、ブロンズ、65.5×25.5×25.3cm

  • 微風

    微風

    東郷青児

    1937年、油彩・キャンヴァス

  • 『窄き門』 アンドレ・ジッド著、山内義雄訳

    『窄き門』 アンドレ・ジッド著、山内義雄訳

    東郷青児

    白水社、1931年10月20日発行、寄託:山田俊幸氏

  • 舞妓

    舞妓

    東郷青児

    1955年、鉛筆・水彩・紙、33×24cm

  • 窓

    東郷青児

    1929年、油彩・キャンヴァス、97×64cm

  • タッシリの男

    タッシリの男

    東郷青児

    1972年、コンテ・水彩・紙、39×31cm

  • 渇

    東郷青児

    1953年、油彩・キャンヴァス、160.8×129cm

  • ベッド

    ベッド

    東郷青児

    1925年、油彩・キャンヴァス、46.9×39.2cm

  • 赤いベルト

    赤いベルト

    東郷青児

    1953年、油彩・キャンヴァス、100.3×73cm

  • 思い出の街

    思い出の街

    東郷青児

    1970年、油彩・キャンヴァス、127.8×88.6cm

  • 村の祭

    村の祭

    東郷青児

    1923年 油彩・キャンヴァス 79.2×67.3cm

  • スケッチ(ギリシャ・ベナキ美術館)

    スケッチ(ギリシャ・ベナキ美術館)

    東郷青児

    1968年、鉛筆・水彩・紙 [3枚組の一枚] 20.5×13.5cm

  • レダ

    レダ

    東郷青児

    1968年、油彩・キャンヴァス、144.7×97cm

  • (解題)『東郷青児画集』

    (解題)『東郷青児画集』

    東郷青児

    第一書房 1931年9月

  • 洋画の描き方/洋画の鑑賞

    洋画の描き方/洋画の鑑賞

    東郷青児・著

    誠文堂〈誠文堂十銭文庫〉、1930年9月12日

  • 蝶

    東郷青児

    油彩・キャンヴァス、130.5×89.6cm

  • バンティミーユの女

    バンティミーユの女

    東郷青児

    1922年、油彩・キャンヴァス、46.7×39.2cm

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