展覧会・イベント
展覧会スケジュール
2025
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FACE展2025
2025.03.01(土)- 03.23(日)
開催予告
2012年度に開始した公募形式の展覧会「FACE展」の第13回目となる本展には、全国1,312名の新進作家からご応募をいただきました。時間をかけた厳正な選考により、将来国際的にも通用する可能性を秘めた力作57点を入選作品とし、そのなかから受賞作品を決定しました。「年齢・所属を問わない新進作家の登竜門」となるべく、作品本位の審査によって入選した作家は年齢も経歴もさまざまです。今回から、新進作家へのさらなる支援を目的として、前回までの「読売新聞社賞」に代わって、30歳未満の入選作家を対象とする「U30フロンティア賞」を新設しました。また、次回の「FACE展2026」から、前年度のグランプリ・優秀賞を受賞した作家たちによるグループ展を「FACE展」と同時開催することになりました。これにより、受賞・入選した作家の制作活動がさらに活発になることを願っています。会期中には、観覧者投票による「オーディエンス賞」の選出を行います。
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藤田嗣治 7つの情熱
2025.04.12(土)- 06.22(日)
開催予告
藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886–1968)の芸術を、7つの視点(情熱)で紹介する展覧会です。藤田研究の第一人者として知られるシルヴィー・ビュイッソン氏の監修のもと、藤田の創作源を「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」という「7つの情熱」で読み解きます。また、東郷青児、川島理一郎、海老原喜之助など、藤田と関わりの深い日本人画家9名の作品を第二部で展示し、藤田が同時代に果たした役割に迫ります。個人所蔵を含む国内外から集められた油彩、版画、資料など、150余点で構成される展覧会です。
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大正イマジュリィの世界(仮称)
2025.07.12(土)- 08.31(日)
開催予告
フランス語のイマジュリィ(imagerie)はイメージ図像を意味し、挿絵、絵葉書、ポスター、写真など大衆的な複製図像の総称でもあります。大衆文化が興隆した大正時代には、技術の革新を背景に新鮮なイマジュリィが生み出され、若者の心をつかみました。竹久夢二の抒情画や高畠華宵らの挿絵、アール・ヌーヴォーやアール・デコを取り入れたデザインなど、明治末から昭和初期までのイメージの世界をご紹介します。
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モーリス・ユトリロ展
2025.09.20(土)- 12.14(日)
開催予告
20世紀初頭のパリの街並みを描いたことで知られる風景画家、モーリス・ユトリロ (1883-1955)。本展では、フランス国立近代美術館協力のもと、同館所蔵の《ラパン・アジル》他に加え、国内美術館所蔵品を含む約60点により、作家の全貌に迫ります。アルコール依存症の治療のために絵画制作を始めた「モンマニーの時代」、さまざまな素材を利用し白壁の独特な質感をとらえた充実期の「白の時代」、色彩を多用した「色彩の時代」の作品を通じて、ユトリロが愛した風景の詩情を感じていただきます。
2026
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モダンアートの街・新宿(仮称)
2026.01.10(土)- 02.15(日)
開催予告
日本の近代美術(モダンアート)の歴史は、新宿という地の存在なくしては語れません。明治時代末期の新宿には新進的な芸術家が集まりました。そして、新宿に生きる芸術家がさらに芸術家を呼び込み、近代美術の大きな拠点の一つとなりました。本展は、中村彝、佐伯祐三から松本竣介、宮脇愛子まで、新宿ゆかりの芸術家たちの約半世紀にわたる軌跡をたどる、新宿の美術館として初めての試みです。
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FACE展2026
2026.03.07(土)- 03.29(日)
開催予告
第14回目となる現代絵画のコンクール展です。「年齢・所属を問わない新進作家の登竜門」として、全国より応募された作品から入選・受賞した作品を展示し、観覧者投票によるオーディエンス賞も授与します。また、本展から新たに、前回FACEで「グランプリ」と「優秀賞」を受賞した作家を招待する「絵画のゆくえ」を3階展示室に併設し、各作家の新作・近作5~10点ずつをご紹介します。さまざまな技法やモチーフで時代の感覚をとらえた作品をお楽しみください。