藤田嗣治 7つの情熱

藤田嗣治 7つの情熱

2025.04.12(土)- 06.22(日)

開催予告

  • 藤田嗣治7つの情熱

藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886–1968)の芸術を、7つの視点(情熱)で紹介する展覧会です。藤田研究の第一人者として知られるシルヴィー・ビュイッソン氏の監修のもと、藤田の創作源を「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」という「7つの情熱」で読み解きます。また、東郷青児、川島理一郎、海老原喜之助など、藤田と関わりの深い日本人画家9名の作品を第二部で展示し、藤田が同時代に果たした役割に迫ります。個人所蔵を含む国内外から集められた油彩、版画、資料など、150余点で構成される展覧会です。

Commissariat général: Sylvie Buisson, historienne dʼart et expert de Léonard Foujita

開館時間

10:00 - 18:00(金曜日は20:00まで)(入館は閉館30分前まで)

美術館までのアクセス

休館日

月曜日(ただし5月5日は開館)/5月7日

台風、大雪などにより、JR等が計画運休となった際には臨時休館とする場合があります。その際にはトップページの上部バナー(ティッカー)通知でご確認ください。

開館カレンダー

観覧料

当日券 事前購入券
一般(26歳以上) 1,800円 1,700円
25歳以下 1,200円 1,100円
小中高校生 無料 無料
障がい者手帳をお持ちの方 無料 無料
  • 25歳以下の方は年齢が確認できるものをご提示ください。
    来場時の年齢が適用されます。
  • 障がい者手帳の対象は、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の4種です。被爆者健康手帳はご本人のみ、他3種は介助者1名まで無料です。入場時に手帳をご提示ください。(ミライロID可)
  • 本展では団体券の販売はございません。
  • 展示室内が混雑し、一定の人数を超えた場合は入場制限を行う可能性があります

チケットについて

事前購入券
年間パスポート販売中

年間パスポート販売中!

本展をはじめ2026年3月29日までの5つの展覧会を何度でも鑑賞いただけるお得なチケットです。詳細はこちら

ペアチケット:1,300円

一般観覧券2枚のセット券です。お二人で入場の方、またはお一人で会期中2回入場いただく方にお得なチケットです。

販売期間:
2025年2月14日(金)10:00~4月11日(金)23:59

  • 「アソビュー!」、セブンチケット、ローソンチケット、e+のみの取り扱いとなります
  • 数量限定につき、予定数に達し次第販売終了となります

一般(26歳以上) :1,700円
25歳以下    :1,100円
(当日窓口料金は一般1,800円、25歳以下1,200円)

販売期間

アソビュー
2025年2月14日(金)10:00~6月22日(日)17:00

上記以外 
2025年2月14日(金)10:00~6月22日(日)12:00

※販売状況によっては、予定より早く終了する可能性があります。

販売場所

(コンビニ発券の場合は別途手数料がかかる場合があり、決済方法や発券場所等によってはお支払い総額が当日券より高くなる可能性があります)

  • 公式電子チケット「アソビュー!」
  • 入場時、お客様のスマートフォンで入場手続きを行います。印刷したチケット、画面のスクリーンショット等ではご入場いただけません。
  • ご自身で【スタッフ操作画面】のスワイプ「もぎり」(入場手続き)を行うと、入場できませんのでご注意ください

「アソビュー!」お問い合わせ先

  • お問い合わせフォーム
  • 電話番号:050-3116-8146
  • 受付時間:10:00〜19:00(平日・土日祝でサポートをお受けしております)

みどころ

1.「7つの情熱」という新しい切り口で、藤田嗣治の作品の魅力を紹介します。

2.藤田のカタログ・レゾネ(全作品集)の編集者であるシルヴィー・ビュイッソン氏の監修のもと、個人所蔵含む国内外から集められた作品を展示します。

3.東郷青児、海老原喜之助など、これまで藤田展ではあまり紹介されなかった、かかわりの深い日本人作家の作品群を第二部として展示します。

作者について

藤田嗣治(1886‐1968)

1886年、東京府牛込区(現在の東京都新宿区)に生まれる。東京美術学校で学ぶ。1913年、26歳で渡仏、キュビスムをはじめとする前衛芸術運動に触れた後、「乳白色の肌」の裸婦像で一躍人気を集める。1932年に南アメリカ経由で帰国するものの、日本では正当な評価が得られず、1949年に失意のうちにアメリカ経由で渡仏する。1955年、フランスに帰化。1968年にスイスのチューリッヒで没。

主な作品

  • 藤田嗣治《自画像》

    藤田嗣治《自画像》

    1960年 木版/紙 37.5×29cm 個人蔵(フランス)
    © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5785

  • 藤田嗣治《ヴォジラール、パリ》

    藤田嗣治《ヴォジラール、パリ》

    1953年 油彩/カンヴァス 65×54cm 個人蔵(フランス) © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5785

  • 藤田嗣治《アトリエの中のキュビスムによる静物》

    藤田嗣治《アトリエの中のキュビスムによる静物》

    1914年 グアッシュ・水彩/紙 18.5×36cm 個人蔵(フランス)
    © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5785

  • 藤田嗣治《シーソー》

    藤田嗣治《シーソー》

    1918年 テンペラ・水彩・墨・金箔/紙 33×40cm 個人蔵(エルサレム、イスラエル)
    © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5785

  • 藤田嗣治《マドレーヌの肖像》

    藤田嗣治《マドレーヌの肖像》

    1932年 水彩・墨/紙 34.5×33cm 個人蔵(エルサレム、イスラエル)
    © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5785

  • 藤田嗣治《雪中のフードの少女》

    藤田嗣治《雪中のフードの少女》

    1929年 黒鉛・水彩・グアッシュ/カルトンに貼った紙 23×17.5cm Yuコレクション(ベルギー)
    © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5785

  • 藤田嗣治《ヴェールの若い女性》

    藤田嗣治《ヴェールの若い女性》

    1950年 グアッシュ・水彩・墨・金箔/紙 23.3×17.2cm 個人蔵(エルサレム、イスラエル)
    © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5785

  • 海老原喜之助《森と群鳥》

    海老原喜之助《森と群鳥》

    1932年頃 油彩/カンヴァス 73.2×100cm
    三重県立美術館

  • 川島理一郎《パリの花市場》

    川島理一郎《パリの花市場》

    1926年 油彩/カンヴァス 50×61cm
    丸紅株式会社

  • 東郷青児《ビルヌーブ・ルーベ》

    東郷青児《ビルヌーブ・ルーベ》

    1923年 油彩/カンヴァス 53.4×46cm
    SOMPO美術館 © Sompo Museum of Art, 24022

藤田嗣治7つの情熱