アルベール・マルケ展
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開館50周年記念

アルベール・マルケ展

2026.09.22(火)- 12.13(日)

開催予告

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 フランス南西部の港湾都市ボルドーで生まれたマルケは、パリで盟友アンリ・マティスと出会い、仲間たちとともに純粋色と自由な筆触を用いた「フォーヴィスム(野獣派)」と呼ばれる作風を展開していきます。しかし、終始、観察に基づいて描く態度を崩すことはなく、「マルケのグリ(灰色)」と呼ばれた独特な灰色の使い方をはじめ、ニュアンスに富んだ中間色のトーンの対比によって、風景画を描くようになります。
 彼はパリの自宅から眺めたセーヌ、南仏やアルジェなど旅先で出会った水辺の情景を愛し、時間や天候を変えて同じ場所を繰り返し描きました。高所から俯瞰する角度で水辺と建物が織りなす風景を見つめ、それらを単純化した色面で構成し、風景の本質的な構造を浮き彫りにしたのです。また、人々や車、船といった都市生活のモティーフを軽やかに描き、そのわずかな筆致で真髄を捉える描写力には、日本美術の影響も指摘され、マティスから「我らの北斎」と称えられました。
 本展は、日本におけるマルケの35年ぶりの回顧展です。初期から晩年に至る画風の変遷をたどるとともに、水辺の情景などいくつかの重要なモティーフやテーマに焦点を当てます。さらには晩年のポン=ヌフ連作の特異な魅力を浮き彫りにします。作家ゆかりの重要なパブリックコレクション、日本の主要美術館、日仏の個人所蔵家から厳選された作品約90点が一堂に会します。

会期中、素描類の展示替えを行います。前期:11月1日(日)まで、後期:11月3日(火・祝)から

開館時間

10:00 - 18:00(金曜日は-20:00)※入場は閉館30分前まで

美術館までのアクセス

休館日

月曜日、9月24日、10月13日、11月24日

※ただし10月12日、11月23日は開館

台風、大雪などにより、JR等が計画運休となった際には臨時休館とする場合があります。その際にはトップページの上部バナー(ティッカー)通知でご確認ください。

開館カレンダー

観覧料

当日券 事前購入券
一般(26歳以上) 2,000円 1,800円
25歳以下 1,200円 1,100円
小中高校生 無料 無料
障がい者手帳をお持ちの方 無料 無料
  • 25歳以下の方は生年月日が確認できるものをご提示ください。
    来場時の年齢が適用されます。
  • 障がい者手帳の対象は、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の4種です。被爆者健康手帳はご本人のみ、他3種は介助者1名まで無料です。入場時に手帳をご提示ください。(ミライロID可)
  • 本展では団体券の販売はございません。
  • 展示室内が混雑し、一定の人数を超えた場合は入場制限を行う可能性があります

チケットについて

事前購入券

ペアチケット:3,400円

一般観覧券2枚のセット券です。お二人で入場の方、またはお一人で会期中2回入場いただく方にお得なチケットです。

販売期間:
2026年8月21日(金)10:00~9月21日(月)23:59

  • 「アソビュー!」、セブンチケット、ローソンチケット、e+のみの取り扱いとなります
  • 数量限定につき、予定数に達し次第販売終了となります

一般(26歳以上) :1,800円
25歳以下    :1,100円
(当日窓口料金は一般2,000円、25歳以下1,200円)

販売期間

アソビュー:
2026年8月21日(金)10:00~12月13日(日)17:00

上記以外 :
2026年8月21日(金)10:00~12月13日(日)12:00

※販売状況によっては、予定より早く終了する可能性があります。

販売場所

(コンビニ発券の場合は別途手数料がかかる場合があり、決済方法や発券場所等によってはお支払い総額が当日券より高くなる可能性があります)

  • 公式電子チケット「アソビュー!」
  • 入場時、お客様のスマートフォンで入場手続きを行います。印刷したチケット、画面のスクリーンショット等ではご入場いただけません。
  • ご自身で【スタッフ操作画面】のスワイプ「もぎり」(入場手続き)を行うと、入場できませんのでご注意ください

「アソビュー!」お問い合わせ先

  • お問い合わせフォーム
  • 電話番号:050-1808-9005
  • 受付時間:10:00〜19:00(平日・土日祝でサポートをお受けしております)

みどころ

1. 国内では35年ぶりとなる本格的なマルケ展

国内では35年ぶりとなる本格的な個展です。本展では、マルケの最大コレクションを有するボルドー美術館をはじめ、アンドレ・マルロー近代美術館、ブザンソン美術考古博物館など、フランスの公立美術館の協力を得て、初期から晩年までの様式の展開を体系的に紹介します。

2. 「マティスの友人」を超えて―いま再評価されるマルケ

マルケは、マティスらとともにフォーヴィスムの誕生に関わった重要な画家でありながら、長くその陰に隠れた存在として語られてきました。しかし2016年にパリ市立近代美術館で開催された回顧展以降、フランスではその独自性への再評価が進んでいます。本展では、同展の担当キュレーターであるソフィ・クレップス氏を学術協力者に迎え、フォーヴィスムの問題系を生涯にわたり探究した画家として、マルケの新たな像を提示します。

3. 水辺の情景に息づく、色と線の魅力

セーヌ、港、海辺の町―マルケは生涯を通じて水辺の風景を愛し、そこに都市の光、大気、人々の営みを描き出しました。抑制された色彩、明快な構図、そして簡潔でいきいきとした線は、マルケ芸術の大きな魅力です。本展では油彩に加え、約25点の素描類も展示し(会期中展示替えあり)、日常の身振りや都市の気配をとらえる、画家の卓越したデッサンの力にも注目します。

作者について

アルベール・マルケAlbert Marquet(1875–1947)

© Henri Martinie / Roger-Viollet

フランス南西部のボルドーに生まれた。1890年、母に伴われてパリへ移り、国立装飾美術学校で学び、生涯の友アンリ・マティスと出会う。のちに国立美術学校のギュスターヴ・モロー教室に入り、マンガン、ルオー、カモワンらと交友を深めた。1905年のサロン・ドートンヌではフォーヴィスムの画家として注目されるが、強烈な色彩よりも、観察に基づく簡潔な構図と抑制された色調を重んじるようになる。
セーヌ河岸、港、海岸、都市風景を主要な題材とし、フランス各地、北アフリカ、地中海沿岸を旅しながら制作を続けた。見下ろす視点、水面と岸辺の水平線、人物や船のシルエットを生かした画面構成が特徴。

音声ガイド

田畑智子さん

増田俊樹さん(声優)

増田さんが、ときにマルケに扮して、マルケ作品の見どころを、その生涯とともにご案内します。

プロフィール

3月8日生まれ。広島県出身。
主な出演作品はアニメ「忘却バッテリー」清峰葉流火役、「僕のヒーローアカデミア」切島鋭児郎役、「ハイキュー!!」縁下力役、「刀剣乱舞」シリーズ 加州清光役、「アイドリッシュセブン」和泉一織役など。また、「イカゲーム」シーズン2 サノス役、「ミズ・マーベル」カムラン役、「エクスペンダブルズ ニューブラッド」ガラン役などの日本語吹替も担当している。

ご利用料金:1台700円(税込)

  • アプリ配信はありません

ガイド制作:(株)アコースティガイド・ジャパン

【⾳声ガイドに関するお問い合わせ】
アコースティガイド・ジャパン support@acoustiguide.co.jp

主な作品

  • 《ル・アーヴル、船渠》

    1906年 油彩/カンヴァス 61×50㎝
    ル・アーヴル、アンドレ・マルロー美術館 ©︎ MuMa Le Havre / Charles Maslard

  • 《ナポリ、帆船》

    1909年 油彩、カンヴァス 65x81cm
    ボルドー美術館 ©︎ Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval

  • 《ル・ピラ》

    1935年 油彩/カンヴァス 50×61㎝
    ボルドー美術館 ©︎ Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval

  • 《裸婦、通称フォーヴの裸婦》

    1898年 油彩/カンヴァスに貼った紙 73×50cm
    ボルドー美術館 ©︎ Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval

  • 《ルーアン、ボワエルデュー橋とパリ河岸、快晴》

    1912年 油彩/カンヴァス 63×80㎝
    パリ、個人蔵(協力:パリ、ギャルリー・ド・ラ・プレジダンス)Courtesy Galerie de la Présidence, Paris

  • 《マルセイユの馬》

    1916年 油彩/カンヴァス 65.5x81cm
    ボルドー美術館 ©︎ Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval

  • 《ラ・グレットの窓》

    1926年 油彩/板 41.1×32.5㎝
    ボルドー美術館 ©︎ Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Deval

  • 《税関、港の煙》

    1942年 油彩/カンヴァス 65×81㎝
    個人蔵(協力:ギャルリーためなが)

  • 《ポン=ヌフとサマリテーヌ》

    1940年 油彩、カンヴァス 65x81cm
    ひろしま美術館

  • 《幸福な男》※前期のみ展示

    1904年 墨・筆/厚紙に貼った紙 15×9㎝
    ボルドー美術館 ©︎ Mairie de Bordeaux, Musée des Beaux-Arts, photo F. Devalt

  • 《マルセイユ、地中海の港》※後期のみ展示

    1916年 墨・葦ペン/紙 19.8×25.8㎝
    ブザンソン美術考古博物館、パリ国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)より寄託 © Centre Pompidou, musée national d’art moderne / Centre de création industrielle – Photographie : P.Guenat, Besançon, musée des Beaux-Arts et d’Archéologie

関連イベント

その他イベントを開催する場合は決まり次第ご案内します

主催・協賛

主催
SOMPO美術館、東京新聞、共同通信社
特別協賛
SOMPOホールディングス
協賛
DNP大日本印刷
特別協力
ボルドー美術館、損保ジャパン
協力
日本航空、ヤマト運輸
後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、新宿区

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