東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は1976年7月の開館から今年で43年目を迎えました。 本日7月31日（水）、開催中の「みんなのレオ・レオーニ展」において、累計入館者数が600万人 に達しました。

600万人目の入館者となった岸夕子（きしゆうこ）様（神奈川県在住）には、館長の中島隆太より、 記念品としてゴッホ《ひまわり》の七宝焼き複製画と、レオ・レオーニの絵本『フレデリック』の ぬいぐるみを贈呈いたしました。夏休み中のお嬢様とお二人で「教科書で習った『スイミー』や、 ゴッホの《ひまわり》見るためにはじめて来館したところ、幸運にも600万人目の入館者となった。」 と笑顔でお話しいただきました。

600万人目の入館者となった岸夕子（きしゆうこ）様（神奈川県在住）

当館は、1987年のゴッホ《ひまわり》公開以降、《ひまわり》に出会えるアジアで唯一の美術館 として、また近年は年5回の企画展の開催等により、毎年17万人前後の方々に国内外からお越し いただいております。

現在、損保ジャパン日本興亜本社ビルの42階にある当美術館は、2020年3月15日をもちまして 閉館し、2020年5月28日より同社敷地内に建築中の美術館棟へ移転、「SOMPO美術館」として 新たに開館する予定です。移転開館後も新宿から世界へ芸術・文化を発信し、更なる地域の発展に 貢献してまいります。

参考：現在開催中の展覧会

（1）展覧会名	みんなのレオ・レオーニ展
（2）会期	2019年7月13日（土）〜9月29日（日）
（3）開催形態	主催：東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、朝日新聞社 協賛：損保ジャパン日本興亜 企画協力：Blueandyellow, LLC、コスモマーチャンダイズィング、渋谷出版企画 協力：好学社、あすなろ書房、至光社
（4）概要	イタリアやアメリカを中心に活躍したグラフィックデザイナー、絵本作家であるレオ・レオーニ（1910～1999）の展覧会です。レオ・レオーニは、小学校の教科書でもおなじみの『スイミー』や『フレデリック』などの絵本で多くのファンに愛されています。 本展ではレオーニの波乱にとんだ生涯と幅広い創作活動にスポットをあて、絵本原画、デザイン、油絵、彫刻など多彩な作品を展示し、立体的にレオーニの世界をご紹介します。